優美に枝垂れる花の姿のたおやかでつつましやかな美しさが古来より愛されてきた藤の花。
「藤波の花は盛りになりにけり奈良の都を思ほすや君」
の歌のように古くは万葉集にも詠まれ、源氏物語の「藤裏葉」の巻では藤の花を愛でる宴がひらかれます。
「藤娘」は歌舞伎舞踊の人気の演目でもあり、しなやかな姿が古来より女性の美の象徴とされたようです。
花言葉は『優しさ』『歓迎』『決して離れない』。
花房の形を抽象的にデザイン化した藤の花房縞や藤立涌など様々なバリエーションがあり、下がり藤や上がり藤に代表される家紋としても良く用いられます。
花の時期は4~5月で、写実的に描かれた藤の花は、浴衣や夏着物などの場合をのぞいて、春から初夏にお召しになるのが素敵かと思います。
縞や円など文様化されたものは季節を問わず楽しんでいただけます。
枝垂れる花のたおやかな風情を楽しんで
薄紫の藤の花房が優美に枝垂れる枝葉の風情を見事に写しとった付下げ着物
今を盛りと咲く薄紅色の藤の花房が匂いやかに染め出された名古屋帯
様々にデザイン化された形のおもしろさ
巴藤に亀甲文様が粋な深紫の紬の染め帯
藤の花房縞がつややかな色っぽさと粋な格好良さを感じさせてくれる大正浪漫な単帯
藤の立涌縞に花菱があしらわれた彩り豊かな染帯
薄紅色に紅紫の藤の花があしらわれた、アンティークの帯締
たおやかな女性美を楽しむ浴衣柄
女性の美を象徴するとされる藤の花は、浴衣の柄としてもさかんに用いられました
氷割れ文様に藤の花枝が重ねられた涼やかな注染浴衣
藤の花房が描き出す大胆な立涌縞が印象的な有松鳴海本絞りの浴衣
大胆な縞の格好良さと、はんなりとした藤の花の優しい風情が調和した江戸の粋を感じる注染浴衣
シャンデリアのような優美なデザインがモダンな遊び心をさそう藤の花の注染浴衣
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