【着物柄図鑑】生き物模様 ― 蝶々

蝶々写真

芸術的で優美な姿が印象的な蝶々文様。

胡蝶楽の雅楽や、「こてふにもさそはれなまし心にありて八重山吹をへだてざれせば」の和歌にちなむ源氏物語の一帖、
夢の中で蝶々に姿を変え百年を花上に遊ぶ「胡蝶の夢」の故事など様々な物語の題材として愛された幻想的な詩情を感じさせくれるモチーフです。

幼虫から蛹、蝶々へと姿を変えるその性質は不老不死や復活の象徴ともされ、武士の家紋としても好んで用いられ、吉祥の文様ともいわれます。

花から花へと舞う蝶々は移り気を連想させるので、結婚式などにはふさわしくないという言説をときおり見かけますが、はっきりとした出典がみあたらず、晴れの場に着る礼装用のお着物や帯に昔から蝶々の柄はよく用いられていることから、それほど気になさらなくて良いのではと思います。

また、一説には揚羽蝶の幼虫が常世の木である橘を好むことから、蝶々を魂の化身ととらえる考え方も古くからあったようです。

蝶々といえば春のイメージをもたれる方も多いかと思いますが、着物では特に季節を問わない通年文様とされます。

その姿形の美しさとともに、様々な物語をつむぎだしてくれる蝶々文様をぜひお楽しみください。

風雅な華やぎ薫る古典文様

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薄桃色の裾に菜の花色をぼかした小袖に、白と黒の蝶々模様の帯をあわせた江戸の錦絵のあで姿♪

振り袖

一面の菊の花園に、大胆に刺繍された蝶々が美しい訪問着

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亀甲文様を彩る牡丹や杜若などの四季の花に、引き寄せられるように舞おりる蝶々が織り出された袋帯

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白地に紺の胡蝶文様が江戸の洒落心をかんじさせてくれる注染浴衣

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可憐な丸菊文様に霞を重ね、色とりどりの芝草と蝶々が染め出された秋の花野の風情を楽しむ小紋

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光悦垣に羽を休める蝶々が刺繍された名古屋帯

モダンでロマンチックなデザイン

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アラベスク模様で飾られた羽美しい蝶々模様がアールヌーボーの宝飾品のようにロマンチックな袋帯

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瀟洒に伸びる笹に羽を休める蝶々を水彩画のように幻想的に描いた付下げ着物

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影絵のようなモノクロームを基調に染め出された、モダンでアートな遊び心を楽しむ格子と蝶々のジオメトリックパターンが印象的な注染レトロ浴衣

メルヘンチックな愛らしさを楽しんで

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砂糖菓子のような愛らしい色合いとデザインに心ときめくウール単着物

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椿と蝶々のモチーフが昭和レトロキュートなウール単着物

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水玉みたいな羽模様も愛らしい蝶々は注染レトロ浴衣のデザイン

花に姿を変えて

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羽を休めた蝶々が、花に姿を変えたかのような、

可憐に咲く花が風にふわりと舞い蝶々の姿に変わったような・・・・

そんな素敵な物語を想像させてくれる花蝶文様は、洒落心を楽しむ魅力的な着物姿をつくりだしてくれそう

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