☆錦絵で楽しむ四季の装い☆ 匂いやかな梅の花と着物姿

東京自慢十二ヶ月_2月梅やしき_大蘇芳年_明治13年

東京自慢十二ヶ月_2月梅やしき_大蘇芳年_明治13年

君ならで誰にか見せむ梅の花色をもかをも知る人ぞしる

ーーー古今和歌集 巻第一 春歌上

梅の花の香り立つ季節に、江戸・明治の浮世絵より梅見の着物姿をお届けします。

亀戸梅屋敷ノ図_歌川豊国左

亀戸梅屋敷ノ図_歌川豊国(左)

亀戸梅屋敷ノ図_歌川豊国左UP

江戸時代、呉服商伊勢屋彦右衛門の亀戸の別荘「清香庵」には見事な梅の庭園があり、立春の頃には多くの梅見客で賑わったとのこと。

その亀戸梅屋敷での梅見の美人を描いた歌川豊国の錦絵に描かれた左の美人は、きりりと粋な黒の地に、亀戸天神の木彫の鷽のお守りの褄文様が小粋なあで姿。

幸運をまねく鳥とされる「鷽(うそ)」。

亀戸天神では江戸時代、多くの人が集まり鷽守りを交換する習わしがあったそうですが、現代では1月24日と25日に「うそ替え神事」が行われ、神社にお参りして旧い鷽をお納めし、新しい鷽鳥と取り替える多くの参拝者で賑わうそうです。

亀戸天神には300本を越す梅が植えられ、2月9日から3月10日のあいだ梅まつりが開催されていますので、梅見のおでかけにもおすすめです。

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鷽守り(亀戸天神社ホームページより)

【亀戸天神社ホームページ】http://kameidotenjin.or.jp/

亀戸梅屋敷ノ図_歌川豊国中

亀戸梅屋敷ノ図_歌川豊国(中)

亀戸梅屋敷ノ図_歌川豊国中UP

中央の美人は、宵の空のような藍色から鈍色のぼかし美しく、大福帳や熨斗、小槌に銭袋などの縁起物の褄文様が染め出された小袖に、浮雲に唐花模様の鈍色の帯をあわせた渋みの中にも華やぎのある粋な装い。

亀戸梅屋敷ノ図_歌川豊国右

亀戸梅屋敷ノ図_歌川豊国(右)

亀戸梅屋敷ノ図_歌川豊国右UP

右の美人は、暁鼠から薄縹への美しいぼかしに、トチノミのようなムクロジのような銀杏のような実の褄文様があしらわれた小袖に媚茶色の帯を締めて。

歌川国芳_夜の梅左

歌川国芳_夜の梅(左)

歌川国芳_夜の梅左up

宵闇に浮かび上がる梅の花はその馥郁たる香りがよりひきたつよう。

国芳の錦絵の左の美人は、江戸らしい水浅葱と茶の格子文様の小袖に薄縹色の無地の帯をあわせたすっきりとシンプルな装い。

薄縹の重ねと、茶色の半衿も素敵なブラウン×ブルーのカラーコーデは、愛らしさの中にも清々しい大人の品の良さただようナチュラルな魅力があり、今すぐお手本にできそう。

歌川国芳_夜の梅中

歌川国芳_夜の梅(中)

歌川国芳_夜の梅中UP

中央の美人は、藍色に清々しく映える白梅の褄文様が美しい小袖に、春の字の丸文様の重ねが梅見の賑わいをひきたたせてくれる、春のはじめの風情を心ゆくまで楽しめる装い。

歌川国芳_夜の梅右

歌川国芳_夜の梅(右)

歌川国芳_夜の梅右UP

右の美人は、古代紫に薄鈍色のぼかし美しく、羊歯唐草と桜の花、鹿の子雪輪文様が華やかに染め出された振袖に緋鹿の子に梅の花模様の帯をあわせた初々しくあでやかな姿。

歌川国芳_見立さし花(梅)

歌川国芳_見立さし花(梅)

歌川国芳_見立さし花(梅)UP

歌川国芳の描く梅の花枝を生けるきりりとした美人は、一面の梅花模様浮かぶ江戸鼠色の褄に梅の花が重ねられた小袖に、団十郎茶の縞に花唐草美しい帯を締めて。

松の実と葉の柿渋茶の重ねをちらりとみせて、茶と鼠色の魅力を楽しむまさに江戸らしい春の装い。

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