お着物の帯には、素材、色柄、仕立ての形などいろいろな種類がありますが、
どうやって柄をつけるのかでも帯の雰囲気が異なります。
帯の柄のつけかたには、
先に糸に色をつけて、色をつけた色を織り上げることで模様をだす「織」と
白い糸で生地を織り上げた白い生地に、後から型染めや手描きで柄をつける「染」
とがありますが、
今回は「染の帯」の魅力にクローズアップ!
柄オン柄のコーディネートにもおすすめ。個性のある柄帯を楽しんで
染の帯は、織の帯に比べてより自由に柄が表現できるので、絵画のように写実的な柄や個性的な柄が多いのもポイントで、
インパクトのあるコーデや物語のあるコーデを楽しんでいただけます。
また織の帯にくらべて絵柄のラインがやわらかく、色合いも優しいものが多いので、
柄オン柄のコーディネートがきまりやすい気がします♪
エジプトのパピルス画を写しとったような染の帯に、ネイティブ・オルテガデザインのような大胆な幾何学模様の紬の着物をあわせて。
総柄の着物や個性的な柄の着物にもマッチする染帯ならではの特性を活かした柄オン柄のコーディネト。
カジュアルなウール着物から、きちんと感のある正絹縮緬着物まで幅広いお着物にマッチ。
「織」の着物に「染」の帯、「染」の着物に「織」の帯という言葉を耳にしますが、
これは、礼装用の袋帯のようなキラキラした織の帯と、紬のようなほっこりした織の着物をあわせるのはちょっとさすがにおかしいんじゃない?くらいの格言だと思っていて、「染」の帯は実はうんとカジュアルなウール着物や、ポップな銘仙、きりりとした御召、はんなり縮緬など幅広い素材のお着物にマッチしてくれます。
大輪の花柄の染帯を縮緬のやわらかものの袷着物にあわせてはんなりと。
同じ帯を、カジュアルなウールの染の着物にあわせて。
大胆な紅型調のカラフルな染帯を、御所解風の四季の草花風景模様の縮緬の着物にあわせて楚々と美しく。
同じ帯を、きらりと銀と糸きらめく粋な縫い取り模様の縮緬着物にあわせてきりりと格好良く。
ほっこり紬の着物に染帯のコーディネートもばっちり。
コーディネートの幅をぐんと広げてくれる染帯は、
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