☆浮世絵で楽しむ四季の装い☆ 浴衣柄に一目惚れ♪

江戸から明治の錦絵の浴衣柄には、遊び心のつまった素敵デザインが満載♪
レトロでモダンな一目惚れ級のデザインを集めてみました。


(大蘇芳年 東京自慢十二ヶ月 6月 明治13年)

入谷の朝顔市、紫の浴衣はなんと猫柄!
ブチにミケにトラ・・しぐさもカワイイ猫のモチーフに一目惚れ♪


(国貞改二代豊国,国貞改二世一陽斎豊国 ほたるかり)
夏は夜 月のころはさらなり やみもなおほたるの多く飛びちがいたる・・・
思い思いの浴衣姿も美しく♪


煙管をくゆらす左の美人は薄縹色に藤の花の絵羽模様の浴衣でしっとりと。

蛍籠を持つ中の美人は、草色と藍の蝶々が大胆に染め出された浴衣で愛らしく。
藍色地花唐草と草色地宝尽くしの昼夜帯で小粋な遊び心をプラスして。
心地良い色合わせは大人兵児帯のコーディネートにも参考になりそう♪

右の美人は、鈍色に装飾丸文様浮かぶ小粋な浴衣に
昼夜帯の裏の麻の葉紫陽花模様の緋色が艶やかな愛らしさを添えて。


(小国政 大礒海水 富士遠景図 風俗錦絵雑帖 明治26年)
海風にはためくたもとも涼やかな夏の水遊び。

網目文様にヒトデや巻き貝、子安貝、二枚貝に海松など海のものづくしが楽しい浴衣姿。

夏のひとときをより涼やかに風情豊かに楽しむ江戸の心意気を
レトロ浴衣でぜひどうぞ♪

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